Gear Review — Tent
YOKA TIPI|スカート付きで冬に強い、電車キャンプ用ワンポール
冬のソロキャンプに、電車とバスで行く。その相棒がYOKA TIPIです。裾にスカートが付き、冷え込む季節でも底冷えを抑えてくれます。
Spec / スペック
- ブランド
- YOKA(ヨカ)
- 製品名
- YOKA TIPI
- タイプ
- ワンポール(ティピー型)
- スカート
- あり(秋・冬・春向け)
- 重量
- インナーを外して1.5kg前後で運用
- 収納形状
- 円筒形(カートに縦差し可)
- 使い分け
- 夏はバンドック ソロティピィ1(スカートなし)
- 素材
- ナイロン系(火の粉に注意)
※ ロットや年式により仕様が変わることがあります。購入前に最新情報をご確認ください。
01結論:スカート付きで、冬に強い
YOKA TIPIは、秋から冬、春先の冷え込む時期に使っているワンポールテントです。テントの裾に「スカート」が付いていて、これが効きます。地面との隙間から入る冷気を、スカートが抑えてくれる。
夏は バンドック ソロティピィ1、冬はYOKA。私はこの2つを季節で使い分けています。同じティピテントでも、スカートの有無で快適な季節が変わります。
02円筒形に収まる、ワンポールの利点
1本のポールで立ち上げる円錐型です。構造がシンプルで、設営が早い。そして収納時に円筒形にまとまります。
この収納形状が、徒歩キャンプでは効きます。カートに縦に差し込めるので、積載効率が上がる。かさばるテントは、たたんだ時の形が悪いだけで、積み方の自由を奪います。円筒形なら、その心配がありません。
インナーを外して運用すれば、軽さも確保できます。冬装備は何かと重くなるので、テントを軽く小さくできる意味は大きい。
03スカートが、底冷えを抑える
YOKA TIPIの最大の特徴が、裾のスカートです。テントと地面の隙間を、布が塞ぐ。ここから入り込む冷気を抑えられます。
スカートのないテントで冬を過ごすと、足元からじわじわ冷えます。スカート付きなら、その冷えがかなり和らぐ。私が冬にこのテントを選ぶ理由は、ここに尽きます。
薪ストーブを併用する人もいますが、幕内の火気使用は危険を伴います。一酸化炭素検知器の併用、就寝前の完全消火。導入するなら、メーカーの注意書きを読んだうえで、自己責任で判断してください。
04設営は数分、寒い朝に効く
設営は、ペグを打ってポールを立てるだけ。慣れれば数分です。撤収はさらに速い。
寒い朝に、かじかんだ手で複雑なフレームと格闘せずに済む。冬キャンプでは、この手軽さが想像以上にありがたい。設営が速ければ、そのぶん暖を取る時間、火を育てる時間に回せます。
05正直に、気になる点
使ってみて気になった点も、正直に書きます。
- 火の粉に弱い。ナイロン系の素材なので、焚き火の風下では穴のリスクがあります。TC素材の軍幕とは、ここが違います。
- 結露する。冷え込む夜は、幕の内側に結露が出ます。撥水性のあるシュラフカバーがあると安心です。
- 夏には暑い。スカートがあるぶん風が抜けにくい。暖かい季節は、スカートなしのバンドックに切り替えます。
06バンドックと、季節で使い分ける
バンドック ソロティピィ1 はスカートなしで、夏や暖かい時期に。YOKA TIPIはスカート付きで、秋冬春に。同じワンポールでも、役割がはっきり分かれます。
荷物の重量は、2つでほぼ変わりません。それでいて、快適に過ごせる季節が大きく広がる。専用の冬テントを別に持つより、この2張り体制のほうが合理的でした。
最初の一張りに選ぶなら、まずは扱いやすいバンドックから。YOKAは「冬も行きたい」と思った時に検討するテントです。
07よくある疑問
ソロには広すぎませんか?
ソロには十分な広さです。荷物と一緒に過ごしても余裕があります。
薪ストーブは必須ですか?
なくても使えます。スカートが冷気の侵入を抑えるので、ストーブなしでも冬をしのげます。
幕内で焚き火はできますか?
幕内での焚き火はできません。ナイロン系の素材のためです。
BUNDOKと両方いりますか?
冬にも通うなら、意味のある2張りです。まずバンドックから始め、必要になってからで十分。
08まとめ
スカートひとつで、冬の夜の快適さが変わります。インナーを外して1.5kg前後で運べる冬向きのテントは、車を持たない私にとって貴重な存在です。冷え込む季節にも、駅から歩いて行けます。
火の粉への弱さと結露は受け入れる。その代わりに、秋から春の快適さを手に入れる。冬に通うなら、意味のある一張りです。
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