Gear Review — Sleeping
NANGA ダウンシュラフ|ここだけはケチらない、冬は2枚重ねで乗り切る
シュラフ選びで、私が最初に決めたことがあります。「ここだけはケチらない」。メインはNANGAのダウンシュラフ。同じ保温力でも、化繊より大幅に軽く小さくまとまります。
Spec / スペック
- ブランド
- NANGA(岐阜県)
- 素材
- ダウン(化繊より軽く小さい)
- 運用
- メイン1本+夏用1本
- 冬
- 2枚重ね(11〜3月)
- 夏
- コンパクトな夏用に切り替え
- 選定理由
- 「ここだけはケチらない」
※ ロットや年式により仕様が変わることがあります。購入前に最新情報をご確認ください。
01結論:ここだけはケチらない
シュラフは、ザックの中でいちばん体積を占めます。だから公共交通のキャンプでは、この選択が行動範囲を左右する。私はここだけはケチらないと決め、NANGAのダウンシュラフを選びました。
NANGAは岐阜県を拠点とする日本のアウトドアブランドで、ダウンシュラフに定評があります。ダウンの利点は、同じ保温力でも化繊より大幅に軽く、コンパクトに収まること。この「軽さ×コンパクトさ」が、徒歩キャンプで大きく効きます。
02ダウンは、軽く小さく暖かい
ダウンは、羽毛の膨らむ力で暖かさを生みます。少ない量で高い保温力が得られるので、総重量も収納体積も小さくできる。
同じ暖かさを化学繊維で得ようとすると、重量も体積も倍近くになります。この差が、駅から歩く時間に響く。ダウンは高価ですが、公共交通で通うなら費用をかける価値のある部分です。
03収納の小ささが、余白を作る
ダウンシュラフの収納サイズは、驚くほど小さくなります。ザックの底に収めても、上に他の道具を積む余裕が残る。
この余白が効きます。焚き火台やコーヒーの道具を、その空いたスペースに入れられる。シュラフを軽く小さくするとは、他の楽しみを運ぶ余地を作ることです。
保管時は、圧縮したままにしないこと。付属のメッシュ袋にゆったり入れます。圧縮し続けるとダウンが潰れ、膨らむ力が落ちる。長く使う道具なので、ここは守りたい。
04冬は2枚重ねで乗り切る
冬は、専用の冬用シュラフを別に買っていません。手持ちの2枚を重ねて乗り切ります。
夏の軽量化には、よりコンパクトなNANGAの夏用シュラフに切り替える。そして11月から3月の冬キャンプでは、メインのシュラフに夏用を重ねて2枚使いにします。外側に1枚、内側に1枚。これで保温力が大きく上がる。
専用の冬用シュラフを買い足すより、手持ちを組み合わせるほうが合理的です。荷物の種類が増えず、コストも抑えられる。道具を増やさずに済む方法から先に探すのが、徒歩キャンプの基本です。
05正直に、気になる点
使ってみて分かる点も、正直に書きます。
- 価格が高い。ダウンは化繊より高価です。最初の一本としては勇気がいります。
- 湿気に弱い。ダウンは濡れると保温力が落ちる。帰宅後は必ず広げて乾かします。
- 圧縮にコツがいる。収納袋に入れるのは、慣れるまで少し手こずります。
06長く使うほど、元が取れる
NANGAは、修理対応でも知られるメーカーです。良い道具を長く使うほど、1泊あたりのコストは下がっていく。
安い買い物ではありません。ただ、シュラフは保温という一点で寝心地と安全を左右します。ここに費用をかける判断は、長く通うほど正解に近づきます。「ここだけはケチらない」と決めたのは、そのためです。
07冬の底冷えは、組み合わせで解く
冬の底冷え対策は、シュラフだけに頼りません。組み合わせで乗り切ります。
- シュラフを2枚重ねる。メインに夏用を重ねて保温力を上げる。
- マットの断熱を上げる。背中から地面に熱を奪われるのを防ぐほうが効きます。
- スカート付きの幕を選ぶ。YOKA TIPIのスカートが冷気を抑えます。
- 湯たんぽを入れる。ナルゲンボトルに熱湯でも代用できます。
買い足すより、手持ちの組み合わせで解く。荷物も出費も軽く済みます。
08よくある疑問
冬用シュラフは別に必要ですか?
私は冬、専用の冬用を買わず、メインに夏用を重ねる2枚使いで乗り切っています。手持ちの組み合わせが合理的です。
シュラフカバーは必要ですか?
フロアレスの幕や結露が気になる時はあると安心です。私は幕とマットの断熱で対応しています。
洗えますか?
ダウン用洗剤で手洗いできます。ただ、メーカーのクリーニングに出すのが安全です。
結局、買いですか?
公共交通で通うなら、投資する価値は高い。体積が減る恩恵を、行くたびに実感できます。
09まとめ
ダウンシュラフが作る余白に、私は焚き火台を入れています。シュラフを軽く小さくするとは、他の楽しみを運ぶ余地を作ること。「ここだけはケチらない」と決めた一本が、荷物の中に自由を生みます。
冬は夏用との2枚重ねで乗り切る。専用の冬用を持たずに、季節をまたげる。この柔軟さも、ダウンならではです。
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