Gear Review — その他
Silky ポケットボーイ レビュー携帯性抜群の折込鋸
兵庫県小野市の刃物メーカーが作る、折込式の小型ノコギリ。刃渡り130mm、重量175g、折込時は170×55×25mmとポケットに収まるサイズ。薪や枝を切る際に、切り口が綺麗に仕上がる切れ味が魅力です。
Spec / 基本スペック
- ブランド
- Silky(シルキー/ユーエム工業)
- 製品名
- ポケットボーイ130 万能目
- 刃渡り
- 130mm
- 重量
- 約175g
- 折込時サイズ
- 約170×55×25mm
- 使用時サイズ
- 約290×60×25mm
- 切り幅
- 約1.1mm
- 生産国
- 日本(兵庫県小野市)
01ポケットに収まる携帯性
折込時は170×55×25mmと、名前の通りポケットに収まるコンパクトさ。焚き火用の薪や邪魔な枝を切りたいとき、いちいち大きな道具を持ち出さずに済む。電車・徒歩キャンプの荷物としても負担にならない軽さです。
02未来目による綺麗な切り口
独自の「未来目」という特殊な目立てにより、縦・横・斜めどの方向にもスムーズに切断できる。アサリなし(刃が左右に開いていない)仕上げなので、切断面が非常に綺麗に仕上がる。造園剪定用に開発された技術がそのままキャンプでの薪割りにも活きる。
03175gで直径1〜4cmの生木に対応
万能目タイプは比較的荒い目数で切れ味(切断スピード)を重視した設計。直径約1〜4cmの生木に適しており、焚き火用の枝を現地調達する際にも活躍する。ハンドル先端にはカラビナ用の穴もあり、落下防止の工夫もできる。
04薪ナイフとの役割分担
ナイフでのバトニングは薪を「割る」作業に向くが、太い生木の枝や、地面に落ちている手頃な長さの枝を「切る」作業には、ノコギリの方が圧倒的に速く安全だ。現地で燃料になる枝を集める際は、まずポケットボーイで適当な長さに切ってから、太い部分だけナイフでバトニングして焚き付けにする、という流れが効率的だと感じている。1本の刃物だけで完結させようとせず、切る道具と割る道具を分けるのが結果的に近道になる。
05実際に使ってみて
初めて使ったとき、刃を引くだけで思った以上にスムーズに切れることに驚いた。日本製ノコギリらしく、引く動作で切れる設計になっているため、力を入れすぎず一定のリズムで引くのがコツだ。折りたたみ時のロックがしっかりしており、ポケットに入れて持ち運んでも不意に開く心配がない。唯一、刃を洗った後は水気をしっかり拭き取らないと、切れ味の良い刃だけに錆が浮きやすいので注意している。
06よくある質問
太い薪も切れますか?
万能目タイプは直径1〜4cm程度の生木に適しています。それ以上太い薪は別の道具を検討してください。
替刃はありますか?
はい、同サイズであれば色違いのハンドルにも取り付けられる替刃が用意されています。
130mmと170mm、どちらを選ぶべき?
携帯性重視なら130mm、ストロークの長さで疲れにくさを取るなら170mmがおすすめです。
ナイフだけで代用できませんか?
細い枝ならナイフでも切れますが、太めの生木はノコギリの方が速く安全です。役割を分けると作業効率が上がります。
07まとめ
刃渡り130mm、重量175gの折込式ノコギリ。未来目という特殊な目立てで、薪や枝を綺麗に切断できます。焚き火用の枝を現地調達したい電車・徒歩キャンパーに向く、携帯性に優れた一本です。